埼玉県生活環境保全条例に基づく排出規制に適合した溶剤ガス燃焼装置を導入し、同時に新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受け負担軽減を図るとともに、エネルギー消費量 の節約に対応した熱風回収装置です。
導入された溶剤ガス燃焼装置は、回転蓄熱式(RTO)でラインから排出される溶剤ガスを特殊セラミック製の蓄熱体が内蔵された炉内(800℃程度)で自然させ、酸化分解する直然式脱臭装置。全溶剤使用量 の82%が同装置に送り込まれ、有機物の99%が除去されて排出される為、約80%強の除去効率となり条例の50%を十分にクリアしたものです。
さらにRTOから排出される熱を高性能な熱交換機で回収し再びラインへ熱風発生装置に約115℃の熱風を最大で毎分184・を供給することで熱風発生装置でのガス消費量 を30%以上の大幅な節減を図り環境を重視した企業の社会的責任CSR積極的に取り組んでいます。